横浜市港北区で3児の母をやっております。
このブログでは働きながらの育児にまつわるあれこれを書いております。
ほとんどの小学校で組織されているPTA。
第一子が入学して初めてPTAに入る保護者の方は、PTAはどんな仕事があって、それぞれの役割にどんな特徴があるのかなど気になりますよね。
委員の役割については各学校で様々ですが、代表的な(よくある)種類の委員について、どんな仕事なのかをまとめていきたいと思います。
そしてその各委員の中でも、どんな係がおすすめなのか?についても後半書いていきます!
一年生で入学して、これからPTA役員決めをする・・・というお父さんお母さんなどは心の準備として参考にしてみてください◎
PTA委員の種類と仕事内容は?
PTAには大きく「本部役員」と「本部役員以外の委員会」に分けられます。
以下に書いていく「PTA会長」から「会計監査」は本部役員、それ以下その他委員会になります。
新入生のパパママは本部役員にいきなりなることはないと思いますが、全般的に解説していきますね。
PTA会長
PTAの代表であり、保護者代表の役割を担います。
様々な行事に参加し、前に出て挨拶をするなど、PTAの顔としての仕事が主になります。
実務的な役割はあまりないことが多いようですが(これは会長さんの個性にもよるらしいですが)、とにかく色々な場所に代表として顔を出さないといけない仕事になりますので、当然ながら重い役割となります。
学校行事だけでなく、地域や子供会の行事に呼ばれることもあります。
PTA副会長
会長の補佐という立場ですが、その仕事内容は各学校により異なるようです。
様々な会合で何かと仕切り役をやったり、各委員会の調整など、取りまとめ役を一手に引き受けることも多いですが、会長が何かと前に出てくるタイプだと、副会長としては大した仕事がなくなるケースもあるらしいです。。
書記
議事録などの記録はもとより、本部からのお知らせ類その他配布物を作成するなどの仕事もあり、意外と負荷の高い役職だそうです。
また、本部役員としての雑務で誰がやるか役割が不明瞭なものが書記に回ってくることも多いとか。
書記兼庶務みたいな役割になりがち。
会計
保護者全体から集めた会費を各委員会に分配したり、支出の整理をし、決算を行います。
PTA会費はかなり大きな額になりますし、学校関連のお金ということもあり、きっちりとした仕事が求められます。
経理のお仕事をされてる方なんかだと難易度はそれほどでもなくとっつきやすい役割でしょうね。
会計監査
年一回の決算に対して監査を行います。
期間限定のお仕事なので負荷はそれほど高くないですが、お金が絡むので神経は使うかもしれません。
学年委員(学級委員)
学年委員は子供たちが学校で学ぶ環境を整える様々な仕事を請け負います。
また、各クラスで必ず一人選出という形で決めることが多く、クラスの代表のような役割になります。
うちの子の学校では、ベルマーク委員会がないのでベルマークの収集・集計をして備品を購入するような仕事は学年委員がやっているそうです。
また、卒業式のコサージュをPTAが用意する学校が多いようですが、こういった仕事も学年委員が請け負っています。
あとは本の読み聞かせもやっているようですよ。
こんな感じで、各学校によって学年委員の役割は色々だと思いますが、他の委員会では担当できない仕事を幅広く請け負うお仕事になると思います。
広報委員
PTAの広報誌を作るのが主な仕事になります。
広報誌は年に2回から3回発行というのが多いようです。
広報誌に載せるテーマを決め(毎年テーマが決まっている場合もあり)、原稿を集め、写真を撮り、編集作業を行います。
期限までにチームで新しいものを作る作業なので、チームワークと物事を前に進める力が必要です。
作業量や作業の質としては大きい方になりますが、その分やりがいもあり、一緒に委員をやったパパママとは団結も深まる仕事です。
毎号全員で編集する学校もありますが、各号で担当を分ける場合もあり。
その場合はご自身のお仕事繁忙期を避けて担当するなどすれば無理なくできるかもしれません。
保健委員(体育委員)
給食に関することや、保健・衛生に関するお仕事です。
給食に関しては、試食会を開催して意見をまとめたり・・・献立への意見を出すような学校もあるそうです。
給食で使う白衣や配膳台カバーなどの修繕の担当もあります。
あとは運動会で救護班として働いたりというのがありますね。
うちの子の学校では各教室のカーテンのクリーニングを協力者を募ってやるのですが、その取りまとめなども保健委員の役割になります。
割ととっつきやすい仕事のイメージです。
地区委員(校外委員)
登校班ごとに選出され、班の子ども達や保護者の取りまとめをします。
新入生や転出のご家庭との調整や連絡をしたり、集団下校訓練の場合は学校に出向いたりします。
年度初日の登校から仕事があるので、前年度中に人選が決まっている場合が多いです。
(新一年生の保護者は地区委員担当にはならない学校も多いかも)
安全委員(パトロール委員)
子供の登下校や地域の行事の際の安全を守るお仕事です。
登校時間帯の旗振り当番や、定期的に下校時間に見守り運動をしたり。
登下校で子供にとって危険なポイントや注意点などあれば、意見をまとめて報告書にしたりも。
拘束時間が短く、仕事も簡単ですが、子供の登下校時間に自由がきかない共働き世帯は避けたい仕事になるかもです。
整備委員(美化委員)
学校内の環境整備を行います。
敷地内の清掃(草むしりや落ち葉の清掃)や、花壇や池の整備・美化を担当します。
屋外での仕事が多いので、そういうのが苦手だったり体質的に厳しい人には向きません。
一方で、園芸が好きな人には楽しんでできるお仕事だったりします。
やること自体は決まっていて、粛々と仕事をこなせば良いので、そういう意味では気楽かも。
選考委員(役員推薦委員)
次年度の本部役員を選出し、年度末の総会で決定するのが仕事です。
役員の仕事を周知するため、現役員や役員OBとの懇談会を企画したりもします。
仕事柄、年度の後半に仕事が集中する期間限定のお仕事です。
役員を誰もやりたがらない学校では苦労する役割かもしれません(;´Д`)
ベルマーク委員
昔ながらの・・・ベルマークを集めるというのも意外と根強く残っています(;´∀`)
各家庭からベルマークを集め、整理・集計し、学校に必要な物を買い足したりします。
仕事内容は単純・簡単ですが、結構めんどくさい作業な上、時間もかかるとか・・・
ただ、お母さん同士集まってワイワイいいながら作業したい!という人には人気があったりもするようですよ。
その他イベント委員
卒業対策委員や〇周年特別委員、夏祭り委員など、特別な行事ごとに委員会が編成される場合もあります。
新設の委員会だと前年度からのしがらみや慣習がないので、割と自由に物事を決められるかもしれません。
PTA役員おすすめは何の係?
さて、主なPTAの仕事内容について書いてきましたが、じゃあおすすめってどこの委員会なの?というのも気になりますよね。
ただ、おすすめと言っても、各個人のライフスタイルによってやりやすい役割というのは違ってきます。
例えば、うちの子の学校のパトロール委員のお仕事は月1回程度の下校時のパトロールや年1回の行事でのパトロールなので、拘束時間があまり多くなく、仕事内容としても難しいことがないという特徴のある委員会。
これ、専業主婦で平日時間があるママには人気がありますが、一方で共働きのご家庭で平日は自由がきかない!というママには負担が大きい仕事になります。
もう一つ例を出すと、広報委員会や学年委員会はかなり人と関わることが多くなるお仕事です。
これも・・・せっかくやるなら学校関係の知り合いを増やしたい!という場合は良いかもしれませんが、知り合い増やすとかはどうでも良いのでもっと単純な仕事の方が良い!という方もいるでしょう。
ライフスタイルや個人の事情によっておすすめが違ってくるので、できれば高学年のママで知り合いなどいれば質問してみるのが良いのですが・・・
質問できるママがいない場合は、最初の1年は様子を見て、翌年に誰かに話を聞いてみて自分に合っているものを決めるというのが良いかもしれません。
どうしてもわからない場合は、楽かどうか?などではなく、仕事内容が自分の肌に合うかどうか、のみで決めてみてはいかがでしょうか?
PTA委員の種類と仕事内容&おすすめまとめ
PTAの仕事は学校によって種類も負荷も違ってきますが、最近は「皆さんのできる範囲で無理なくやりましょう」というペースに変わってきている学校も多いと思います。
最低限、仕事内容が肌に合わないものでないかどうかだけ確認して、できる範囲でおつとめ頑張りましょう(;´∀`)
とは言っても共働き世帯だったりすると結構仕事休まなきゃいけなかったりするみたいですけどね・・・
こんな本もあった(笑)確かに絶対やりたくなかったら恐怖!
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