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育休・復職

保育園不承諾通知欲しい?育休延長?落選通知という新しい制度も!

投稿日:2018年10月20日 更新日:

ナツメ
ご訪問ありがとうございます

横浜市港北区で3児の母をやっております。

このブログでは働きながらの育児にまつわるあれこれを書いております。

基本的には1年間の育児休業期間。

0歳4月で保育園に預けて復帰の予定だったけど、産んでみたらもう少しだけ赤ちゃんと一緒に過ごしたい・・・!

そんな気持ちになるママ、かなり多いと思います!!

今回はそんなママが考えがちな「育休延長」について解説します。

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保育園不承諾通知もらって育休延長できるの?

育休は通常は産後1年間。

子供の1歳の誕生日の前日が育休の最終日となります。

 

ですが1歳なりたての赤ちゃんを保育園に預けての復帰には後ろ髪をひかれるママが多数派。

というか、現実は0歳4月でないと保育園には入れないということで、秋生まれの赤ちゃんだと生後半年ほどで預けることに・・・

 

こういう状況で「育休延長したい!!」という気持ちになるのも無理ありません。

 

育休は基本1年間ですが、復帰後の預け先がないという場合は最大で2年間まで延長できます。
(その間、育児休業給付金も支給あり)

育休中の給付金はハローワークから出ているため、育休延長するには保育園の「不承諾通知」を会社経由でハローワークに提出する必要があります。

 

ということで、この不承諾通知をなんとか手に入れられないだろうか?と考えるママがかなりの数いるようです。

具体的には「絶対入れなさそう」な人気園のみを申し込みして不承諾となることを狙うという方法ですね。

 

横浜市の平成30年度4月の待機児童数に関するまとめを見ても

『特定保育所等のみの申込者など(G)』

これが「通える園が複数あるにもかかわらず1園のみ申請」や「近所に空きがあるのに入らない」という家庭の数だそうです。

毎年1500人前後いるんですから結構な数です。

 

で、このやり方で確かに育休延長は可能です。

正確に言うと4月生まれの赤ちゃん以外だったら、年度途中(子供の誕生月)で申し込んで不承諾になれば良いので、申し込み時点での保育園空き状況を見て定員いっぱいになっている&待機もたくさんいる人気園を1園申し込めばほぼ確実に不承諾になるでしょう。

(4月に復職すると会社に約束している場合は4月の不承諾通知も会社に見せる流れになるかもしれませんが、ハローワークには提出不要なはず)

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保育園の落選通知…厚生労働省が検討中

育休延長狙いの保育所利用申請・・・

ここまで書いてきた通り、わざと不承諾をもらえるような申し込みをして育休延長するというのは実現可能な話ですし、実際に横浜市の調査結果を見てもかなりの数に上りそうです。

 

が、この方法を取る人があまりにも多く、保育所入所選考が不要に混乱するという側面があります。

 

利用する気がない1000人以上の人についても、選考側は就業時間や日数、その他の家庭の状況からランクを算出して選考対象にしているわけですから相当な手間ですよね。

 

とは言っても育休延長の制度があり、不承諾通知狙いの行動自体も違法ではない以上、「こうするしかない!」というのが実際のところだと思います。

延長制度がある以上「延長なんかせずにさっさと復帰しろ!」とか外野に言われる話じゃないですし(まあ税金は使われますが)、復帰したいけどもう少しだけ赤ちゃんと過ごしたいママの気持ちもすごくよくわかります・・・!!

 

今週の日経新聞では、横浜市に限らず全国でこういったことが起こっている実態を受けて、厚生労働省が「落選通知」を発行する対策を検討しているという報道していました。

保育所の利用申請、育休延長目的の「落選狙い」横行
育児休業を延長したい人が「落選狙い」で保育所の利用を申し込む事例が目立っている。育休の延長には保育所に子供を預けられないことを証明する落選通知が必要だからだ。保育所を利用する気がないのに入園が決まり、本当に預けたい人が落選してしまうなどの混乱が出ており、厚生労働省は保育所の手続きを見直す。申し込み時点で市町村が育休延長の意向を確認し、要件を満たす人には選考前に落選通知を出すようにする方針だ。

報道で言っている「要件を満たす人」の要件とはどんな内容なのかについてはここでは触れられていませんでしたが・・・

入所申し込み書で育休延長の意思があるかどうかを確認できるようにして、落選通知を発行、以降の選考には加えない、と言うことかと思います。

これで選考作業自体はだいぶ無駄が省けますし、待機児童数の集計結果なども実態の数に近付くと思います。

 

※追記※

横浜市でもこの「落選通知発行」に近い方向で入所選考基準の改定案が検討されているようです。(2019年7月現在)

令和2年(2020年)4月以降入所予定の方は影響を受けそうな内容なので、チェックしておいてください!

関連記事
横浜市保育園落ちたい場合 保留通知のもらい方!?(令和2年~)

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※追記ここまで※

 

保育所の選考自体は改善されるということですが・・・

そうすると基本的な育休を1年でなくて2年取れるようにしたら良いような気がするのは私だけ?(;´∀`)

 

個人的には「絶対復帰できないと困る!」という人は1年で育休切り上げて復帰するような気がしますし
(激戦区だと0歳児で入れないと安心できないし)

関連記事
保育園に入りやすい誕生月や0歳1歳どちらが入りやすいか!

 

早生まれ赤ちゃんとママはそもそも0歳入所の保活ができず、1年以上の育休が必要なことが多いですしね。。

 

でも2年をスタンダードにすると、2年の育休後に保育園入れない場合の育休延長は・・・とどんどん伸びちゃうとか?

考え出すとぐるぐる・・・延長ってなんなんだーなんのためにあるんだーって感じがしてきた・・・

保育園不承諾通知で育休延長はできるけど・・・

育休を延長したいママにとってはありがたい保育園の不承諾通知。

年度途中で人気園を1園のみ記載で申し込めば、(保育園事情の厳しい地域なら)ほぼ不承諾通知をもらえると思ってよいでしょう。

ですが、育休延長に不承諾通知が必要なばかりに、無用な申し込みをする人がかなり多いというのは無駄ですし、他の申込者にとっても実態をつかみづらく迷惑になりかねないですね。

落選通知というのも効果が出るかもしれませんが、育休の延長自体がもう少し柔軟にできると良いのかもしれません。

でもそうなると延長ってなんなの?という気もします・・・

ナツメ
とっても難しい問題なので・・・本日はこれにて!笑

こちらの記事 ↓

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